転職が活発な昨今。今いる仕事を変えようと思ったときに皆さんはどんな観点で仕事を探し始めますか。
企業理念や将来性、労働環境や自宅からのアクセスなど人によってそれぞれ譲れないポイントを決めて探し始める人が多いと思います。

パチンコ業界の特色として労働環境、特に福利厚生の充実の面で、他業種と比べてもかなり充実しています。

パチンコと聞くとブラックなイメージをもっていませんか。
確かに昔は力仕事もいっぱい、暴力沙汰が起きる、サービス残業当たり前みたいな時代もありました。
しかしこれはパチンコに限らず昔はサービス残業当たり前でしたし、ブラック企業なんて言葉が出てくるまで日本の労働環境は多かれ少なかれめちゃくちゃでした。
今そんな労働環境のままだったら誰も働いてくれません。
想像しているよりずっと普通にサラリーマンしてます。

それを踏まえたうえで、パチンコ業界は福利厚生がかなり充実しています。
一般的な社会保険や退職金、有給消化などは当然のこと、家賃や交通費がぐっと節約できる
社員寮や女性にとっては大事な出産休業、育児休業なども多くの会社で取り入れられています。

会社によっては、育児・介護での時短勤務の対応や、介護目的での休暇なども取れます。

更に、普段の生活でもカラオケやジムなど様々なサービスを割引できるものや、提携している施設の割引利用など生活の助けになるものもあります。

なぜこれほど充実しているのか。答えは簡単で、儲かっているけど離職率も高いからです。

レジャー白書2018を見ると約20兆円の市場規模。娯楽の市場だとダントツのNo.1で同じく娯楽の市場でもゲームは2兆円ほど。
それくらい儲かっているので大手と呼ばれる会社も多いパチンコ業界。当然福利厚生を充実させるだけの余裕があります。
それでいてパチンコ店の社員は接客からスタートなので、接客業は休日の不定期さ、現場でのトラブル、転勤などで他の業界と比べると離職率が高いのです。

このような事情からパチンコ業界は福利厚生が充実しているというわけです。

もちろん会社によって充実度は変わりますし、求人サイトなどでも確認できるので気になる方はチェックしてみましょう。
当然ですが系列のお店もない小さなところだとその限りではないので気を付けてください。
福利厚生が充実しているというのは、企業側が社員に対して少なからず配慮をし、コストをかけているということでもあるので、労働環境を重視する際にはチェックして、わからないものは面接の際の話題の種にするのもいいでしょう。